書痙で悩む日々の記録

「書く事ができない」ただそれだけだけど。それが自分にとってとても大きな障害になってるんです。その病気に気づく前から今までの苦悩、そして、これからの経過を記録として残していこうと思いこのブログを開設いたしました。

7月18日

随分アップ間が長くあいてしまいました。
何もしてなかったわけではなく、疲れてすぐ寝る生活をしていたものでアップする余裕がなかったんですね。
さ、本日の件に行く前に7月4日にも鍼灸行ってるんですね。
その事から載せようかと思ったのですが、記憶があいまいで。
とりあえずそこから約2週間あいて今日施術に至ったわけです。
いままでは1週間に1度のペースで通っていたのですが、今回は2週間あいて。
どれだけ元にもどっているかが興味あったのです。
背中の過緊張に関してはやはりとうほどの戻り具合。
しっかりとお灸してもらいました。
なおかつ肩甲骨のシタらへん?背中の脇?なんと表現したらいいかわからない場所に4本針さされました。
これは初でした。
内臓がどーにかなる感じというか、だるくなる?内臓が重くなる?そんな感じ。
と、同時に最近は腰のケアもしてくれてまして。
ヘルニアの場所に針をしていきます。
これがまた痛い。
でも我慢。
直すためです。
それが終わると仰向けになって右手の施術です。
右手の張りやこりはほぼなくなってました。
書けない事の残る要因は心の脳。
とはいっても右手指先にはお灸をしていきます。
今回はいつもより強烈ななんとかかんとか。
夜になった今でもジンジンきてます。
これヤバイくらいきいてます。
そんなこんなで1時間。
字には効果でてませんが身体のチカラが抜けたのは確かです。

最近、鍼灸でなく、大学病院の心療内科で安定剤をもらいました。
これがものすごく効果覿面。
電車ん中など、すぐ寝れるようになりました。
今までは緊張して寝れやしなかったのに。
リラックスできる時間が増えました。
非常に身体が楽です。

6月20日

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今日は朝イチで日大板橋心療内科の受診でした。

診察ぬきのカウンセリングのみ。

自律訓練法の実践ですね。

この訓練は書痙には効果はないのですが、考え事などから一瞬離れる事ができるので、自分を落ち着かせるにはとても効果ありだと思います。

1時間カウンセリングしてもらい帰宅してから、ここからが今日のメインイベント。


ドライブ兼ねての妻との買い物です。

僕の趣味のひとつである車。

車を渋滞知らずの高速走らせる事。

これが本当に自分を解き放ってくれるんです。

楽しかった。

本当に楽しかったです。

こんな感じ久しぶりです。

全く肩に力が入らない。

こんな日が毎日続けばいいのに。


6月19日

この日は待ちに待った鍼灸の日。

16時から施術開始です。

今回はヘルニアで痛んでる腰にもお灸をしてくれました。

まずは横を向き腰のお灸から。

これが熱くて熱くて。

足先まで響く感じでした。

続いて首筋から背中にかけてのお灸です。

これに関してはそこまで熱さはなく程よくチクチクくる感じ。

慣れてきたせいもあるのでしょうか。

お灸してもらうとたしかにコリはなくなる感じはあります。

首筋から背中へのお灸が終わると仰向けになり右手へのお灸です。

いつも通り指先と腕へ。

こちらはとても心地よい。

慣れたもんですね。


そしてここからが今回のメイン。


鍼灸とは違いある意味マインドコントロール的なものなのですが。

僕の書痙は右手が震えたり過緊張からきてるもの。

そのため先生がやってくれたのは左肩に力をを入れて右手を脱力させるというもの。

これをくりかえすことで脳の発信をごまかすことができるそうです。


うまくはいかなかったですが。

日々練習ですかね。


いままでの施術での効果がよすぎたのか今回の効果はそれほどでも。

やらないよりは全然良いし、現状維持もとても大切なことなので。


これからも続けていかないと。


6月16日

今日の右手は最悪でした。

何があったわけじゃないのですが、震えて書けない。

ゆっくり落ち着いて書こうと思っても今日はダメダメでした。

こういう日もある。

明日は書ける日でありたい。

毎日そう思っています。

書ければ。

ただそれだけなのに。

なぜ書けない。

情けない。


6月12日

いつもの鍼灸の日です。

この日を待つのが楽しみになっています。

楽しみ?というか救いですね。

この鍼灸があるから少し楽になるんです。

気持ちが。

実際に少し書けるようにもなりますし。

書けるというか落ち着けるんですよね。

落ち着くから書けるんですね。

というわけで本日の内容です。


まずはいつも通り背中から。

背中のお灸です。

今回は首にも圧痛点があったらしく首から背骨にかけてと肩甲骨周辺を念入りにお灸。

少し熱い。

熱く感じました。

が、我慢できない熱さではなく。

先生のお灸は効きます。

お灸の後はいつもならば機械つかっての温めなのですが、今回は針でした。

背中の右肩甲骨周辺に針を。

いままで背中はお灸だけだったので、この針はズドーーンときました。

いやぁ効きます。

針刺して電気かけるのですが効きます。

その後も針を何度か刺して。

針の後は脱力でした。

それが終わると仰向けで右手のお灸です。

これはいつもの通り指先と前腕にお灸していきます。

慣れたもんでそこまで熱さは感じません。

ものすごく気持ちいいです。

が、そのあとの針が。

右手に力入れたり抜いたらしながら肘ら辺に針を刺していくのですがこれがまたズーーーンとくるんです。

じーっとしてれば大丈夫なのですが、力入れたり抜いたりしながらなので余計にくるんでしょうね。

でも効果ありですよ。

めちゃ効いて緊張ぬけましたから。

その場は。

最後に書く練習です。

リアル感だすために椅子に座りデスクで書きます。

やはりこの姿勢だとどーしても書くぞ感があって筆のすすみが悪いです。

ほぐれてはいるのですがスラスラ感は全くなし。

でもこの姿勢で少しでも書ける幸せといったらないですね。

普通に書ける暮らしをしている方からするとわからないかもしれませんが、少しでも書けるこの幸せ。

本当に嬉しいです。

ほーーーーんの小さな事なのですが、僕にとってはとても重大な問題、悩みなのですよ。

これ以上の悩みはないです。

明日からまた頑張らないと。

肩の力抜いて。

6月9日

最近の休みは病院ばかり。

今日も検査で病院へ。

初診だったためまた書かなければならなくて。

ペンと用紙2枚を受け付けで渡されました。

おそらく普通の方であれば3分もあれば終わる作業かと。

僕は30分かかってしまいました。

別に胸を張っていうことではありませんが。

何度も受け付けの方が来て

終わりましたか?

と聞いてきます。

その都度

すみません遅くて

と返す僕。

字にならない字を30分かかって書いたのです。

誰がみてるとかではないのに。

書けない。

情けない。

本当情けないです。

普通に書ければどんなに素晴らしい世界が待ってることか。

なんとかならないのでしょうかこの右手。

悩みです。


6月6日

人間不安が多ければ多いほど悩みが増え、不安が少なければ悩みが減りメリハリある生活が送れるのではと思います。

まさしく今の僕は不安の塊でできており夜も眠れず常に何かを考え何かにおびえている感じです。

ある日の話しですが、仕事で電話対応をしました。

メモをとろうとするのですが、全く書けないんです。

震えがとまらなくて。

相手の方も遅いなと思った事でしょう。

何度も名前と電話番号を復唱させてもらい両手で抑えながらそれでも震えながら書いた事がありました。

おそらく時間にしたら2分くらいの事だったのでしょうが、僕にとっては30分くらいにも感じました。

不安が焦りをうんで書痙を悪化させてるんですよね。

そんな不安を常に抱えていると身体が休まる時間がない。

自律訓練法を提案され実施しているのはその不安や頭に抱えてるものを一時的に頭からなくすためでもあります。

実際、自律訓練法行ってる2分くらいはその事しか考えてないのでその点では効果あったかなと。

24時間のうちの2分。

2回やれば4分。

この時間だけはいろんな事から離れる事ができてます。


さてそんな僕ですが悩んでばかりでは何もすすみません。

不安をひとつでも解決させ前進せねば。

不安な要素。

腰。

右手。


いままでの僕は書痙で字が書けない事を隠すために必死になって現場でバリバリ動いて働いてました。

本当、言わなければ、書かなければ誰も僕が書痙だなんて気付かないくらい。

もちろん書けない辛さや悩みは抱えてましたよ。

でも現場で働いてると忘れることができてました。


が、そんな僕が腰を痛めたんです。

ぎっくり腰ならば何度かやったことあるのである程度で復活できるのはわかってます。

今回は症状ではなく病名がついてるんです。

腰椎椎間板ヘルニアと。

そーなったことにより僕は現場に入れなくなりました。


右手の症状を隠すために現場でバリバリ動いてた僕がですよ。

もう隠せなくなってしまったんです。

もちろんカミングアウトはしていますが。


この右手の書痙さえなければどんなに日々の生活が明るいか。

仕事で活き活きできることか。

悩ましいです。


そして腰さえこうならなければもっとバリバリできたはずなのに。


僕はかたよった考えなのかもしれませんが、

腰は痛みを我慢すればいいだけ。

右手は我慢してもできないんです。

辛いのは腰ではなく右手なんです。

僕の中では。


とすれば腰を解決さえできればこの悩みや不安は少し楽になるかもと思い、前置きが長くなりましたが、僕にとっての前進行動をしたわけであります。


ゴールを見つけたかったんです。

腰で内服治療。

いつまで続くのだろう?

本当によくなるの?

なぜ手術をしないの?

現場復帰できるの?

と不安ばかり出てきて右手の症状も悪化してたので。

その疑問をぶつけるためにいつもの日大板橋心療内科の先生から同じ大学病院内の整形外科の先生を紹介してもらいかかりました。

丁寧に説明してくれました。

すべては患者のQOLのためだったんです。

今後の患者の生活を考えて手術はすすめない。

内服などでの保存療法が今はベスト。

もちろん何か他に障害が出てきたら手術も考えるとの事。


書痙の話しとはズレてるのではと思うかもしれませんが、この説明が僕の書痙には効果があるのです。

不安がひとつなくなると少しですが緊張もほぐれ書痙の症状が軽くなる。

単純ではないのですが単純なんです。

めんどくさい人間なんです。

相談できる先生がひとり増えた事。

これが救いです。


夜は夜でいつもの鍼灸へ。

いつも通り背中のお灸をして、その後背中を機械であたためていきます。

緊張が激しかったのか熱かったです。

いつにも増して熱く感じました。

背中が終わると右手です。

右手のお灸はそれほど熱さは感じませんでした。

とても心地よい。

右手は自分でもやってるからですかね。

慣れですかね。

右手のお灸が終わると針です。

がっつりとやってもらいました。

針は効きます。

ズンとくるんです。

そして楽になります。

施術時間約1時間。

あっという間です。

施術後に書けるようになったか実際に字を書きます。

書けるんですよ。

スラスラと。

もちろん横になった状態と座った状態の両方を試すのですが。

普通の人と比べるとそりゃぎこちないです。

が、自分としてはスラスラと。

行間を設けても書けます。

こちないですが。

この瞬間、本当に嬉しいです。

いつも書けない自分が字を書けるんです。

これがずっと続かない事はわかってます。

明日になれば、1時間後かもしれない、少しずつ元に戻っていきます。

その場限りなんです。

でも僕にとってはものすごく救われる瞬間です。

書痙に鍼灸は効果ありだと思います。