書痙で悩む日々の記録

「書く事ができない」ただそれだけだけど。それが自分にとってとても大きな障害になってるんです。その病気に気づく前から今までの苦悩、そして、これからの経過を記録として残していこうと思いこのブログを開設いたしました。

5月29日

本日は休みなので鍼灸の日です。

自宅にあったお灸を全て使い果たし、ここ3日程全くお灸をしていません。

いつもなら寝る前にお灸タイムしているのですが。

もちろんネットで注文はしています。

まだ届かないんです。

いつもしている事をしていない不安感。

不安感がたまってくると過緊張を助長するんですよね。

で、やっときた鍼灸の日。

16時にいつものはなぞの治療院へ。

今日もまずは背中のお灸から開始です。

うつ伏せで寝ます。

背骨に沿ってと肩甲骨周辺の緊張をとっていきます。

今日はそこまで熱さは感じません。

じんわりあったかい。

とても心地よい。

背中のお灸が終わると振動する機械使用して背中と腰を温めていきます。

これが最高に気持ちよくて前回同様に寝てしまいました。

先生に起こされて仰向けに。

今度は右手です。

右肘周辺に針をしていきます。

今回は2ヶ所。

固まってる箇所のためやはり痛い。

でも針が終わると楽になるんです。

次はお灸です。

右肘から手首にかけてと右手指先3本。

これに関しても今回は熱すぎず心地よい温かさ。

ひと通り終わると先生が右腕をマッサージしてくれます。

今日の施術はこれで終了です。

最後に字の書き具合のチェックです。

緊張がとれてスラスラとペンがすすみます。

前回程の書き具合ではないですが、今回も良い感じです。

限られた行の中にも字が書けます。

ひっかかる感じも軽減しています。


そして、その後の車の運転でも緊張がほぐれたのを実感しました。

とてもリラックスして運転できたんです。

久々です、こんなに肩の力が入らなく運転できたのは。


鍼灸、効果ありだと思います。

5月28日

5月24日に鍼灸をしっかりしてもらったおかげで、いままでになく右手が良好なんです。

もちろん日に日に動かなくなってきてるし震えるようにもなってきています。

が、いいんです。

汚い字だし、読めない字だし、力入ったりしてますが、まだ書けてる方なんです。

鍼灸、本当に効果あるかもしれません。


余談ですが、机に向かって字を書くのが一番厳しい僕の書痙ですが、実はホワイトボードにはスラスラ書けるんです。

姿勢の問題なのでしょうか。

不思議ですよね。


調子が良いからなのか事務職やってるからなのか、字を書けないこんな僕でも手帳を持ち歩くようになりました。

自分のメモとして使ってます。

もちろん震えてるし力入ってるので読めた字ではありません。

それでも書いてみようという気になってるんです。


明日は休みです。

またいつもの鍼灸の日です。

状態良くなる事を祈って行ってきたいと思います。

5月24日

事務職が始まってから初の休み。

書痙の僕でもパソコン業務は全く問題ないのですが、電話対応のメモとりやその他の書き物が厳しいですね。

特に電話対応の場合、他との連携もあるので間違いなく伝えなければいけませんから。

そうなるとメモは大事。

ま、誰が見るわけではなく自分のためのメモなのですが。

とはいえ現場とは違い書き物が格段に少なくなったのはありがたいです。

書けない症状が日や時間によって違うのにも気づいてます。

力が入りすぎたり、力が入らなすぎたり、ミミズみたいに震えたり。

僕はこの3種類の症状です。

午前中は腰椎椎間板ヘルニアでかかっている整形外科でリハビリ。

午後はいつものはなぞの治療院で鍼灸です。

うつ伏せで背中の緊張をとるために念入りにお灸をしていきます。

今日は特別熱く感じました。

背中のお灸が終わると機械を使って温めていきます。

気持ちよすぎて寝てしまいました。

久々です。こんなにリラックスできたのは。

先生に起こされて仰向けになります。

今度は右手のお灸です。

まずは指先から。念入りに。

そして右腕の肘から下を念入りに。

これまた熱く感じました。

いつもはこんなに感じないのに。

お灸がひと通り終わると針をしていきます。

右腕の肘から下を。何本も。

これがまた今日は痛い。

先生が色々試しながら打っていきます。

先生の表情を見ていると、何かをつかんだようです。


施術終了して字を書くように言われました。


これがまたスラスラと書けるじゃないですか。

しかも座った状態で。

いやぁ今日は本当にすごい。

もちろん時間経つとまた戻ってしまうのはわかってますが、こんなに書けるのは何年ぶりでしょう。

スラスラです。

嬉しくなってしまいました。


先生は家でも背中のお灸ができるようにとマーキングもしてくれました。

夜早速妻にお灸してもらいました。


鍼灸は書痙に効果あり。

ただ継続していかないといけません。

長い戦いになりますが、うまく付き合っていけるようにしていきたいです。


5月22日

ちょっとした入院騒ぎから自宅療養を経て本日より仕事復帰です。
やっぱり入院しているより仕事してた方が落ち着きます。
会社が色々気遣ってくれて現場職ではなく事務職での復帰です。
ヘルニアになった腰にはとても良い。
ですが、事務職というとパソコン打ちこみ以外にもメモとったり伝言残したりと字を書く事も。
自分にとっては脅威です。
現場よりはマシですけどね。
現場は書く事がとても多いですし。
事務職になってまだ初日。
わからない事だらけですが、早く覚えてバリバリ自分の良さを出していかないと。
ここから挽回です。
ただ、自分も病んでばかりでなく勉強もしています。
肩ひじはってばかりはダメです。
気楽にいきたいと思います。
まずは格好からでも。
通勤の服から少しイメチェンを。
ほんの少しラフになりました。
このほんの少しが大事です。
緊張してばかりでは書痙がひどくなりますからね。
さ、今日も帰ってお灸でリラックスします。

5月21日

いままで使っていたアイフォンの調子がすこぶる悪く、これを機に機種変更してしまおうかと。
アイフォン7にしようと決めたわけです。
ここまでは良かった。
ここからが僕にとっての試練。
そう、何かしらの契約の時にはサインというものを自筆でしなければならないのです。

この日は午前中に車検前点検でホンダのディーラーへ。
車の話しをしたり弄ったりするのは本当に得意なのですが、作業の終了とともにやってくるのがサイン。
他人、いわゆる普通の人であれば2〜3秒程の事。なんでもない空気みたいなもの。
僕からしてみると、その瞬間がとーーっても長く感じる地獄のような瞬間なのです。
本当に震えてミミズみたいになってしまうんです。
今日は力が入ってペンが動かないというよりは震えてミミズになる日でした。
午後に行ったアイフォンの機種変更の時も同じです。
名前、電話番号、住所までですから。
本当に嫌でした。
なんとかならないものですかね。

書けるということを普通だと思ってほしくないのです。
書けない人間もいるんです。

5月17日

久しぶりにはなぞの治療院で鍼灸治療してもらいます。

なぜしばらくあいたかというと。

ひとつは本当に鍼灸で効果があったのかどおかを試してみたかった。

もうひとつは腰椎椎間板ヘルニアになってしまって約1ヶ月来ることができなかったから。


ひとつめに関してはやはり鍼灸に来なかったら字や緊張が元に戻ってしまったため鍼灸での効果はあり。


ふたつめに関しては仕方ないですね。


ということでヘルニアの件も先生に話しをして今回は書痙も両方にアプローチしてもらいます。

ほとんどがお灸ですね。

背中と腰を重点的に。

そして右手。

膝近くには針も数本。

これが本当にリラックスできるんですよね。

変な力が入らなくなる。

これが持続すればいいんですが。

すぐ戻ってしまうんです。

字に関しては、ペンを持って書こうとした時、あ、もしかしたらいけるかも、と思わせられました。

が、やはりな結果です。

震えが強いですね。

なんなんでしょ。

また週イチで通わないとですね。

先生曰く書痙は難病と思ってたほうがいいと。

ここまでで

字がきたないと思ってても普通に過ごせていた自分。


筆圧が異様に強いけど、ま、字は書けてると思って過ごせていた自分。


字を書いている自分を見られることのストレスを感じはじめた自分。


僕の字って何かおかしいと感じた自分。


字が書けないことに気づいた自分。


誰にも相談できなくて閉じこもった自分。


これを、話したら会社にいられなくなるかもと不安に思う自分。


誰かに話すではなくまずはこの手の原因は何なのかを病院に探りにいった自分。


病名が書痙とわかりほっとした反面ここからがスタートだと気づく自分。


自分は病気なんだと受け入れる自分。


上司仲間に打ち明ける自分。


協力してもらう自分。


むなしくなる自分。


俺は一体何者なんだろう。


なんで俺だけ書けないんだと自暴自棄になる自分。


この時、西洋医学の日大板橋診療内科では診察とカウンセリングを行なってもらっており、東洋医学のはなぞの治療院では鍼灸を直接施術してもらいリラクゼーションできるようにこころがけているのが現状です。